今まで、私が面白いと思った映画を、とりあえず十個、挙げたい。これは、ランキングではない。ランキングにしても、どうせ時間が経つと、やっぱりあっちのほうがあっちより上な気がするなどと、後で悔やむことになるからである。
<面白かった映画、とりあえず十個>
- ショーシャンクの空に
無実の罪で捕まった男がもがく話。高校の時に友達に勧められて、見た。今ではもう有名かもしれないが、当時はまだマイナー作品って感じだった。これが、映画を自分でも見てみるというきっかけになった気がする。色んな映画を見て来た今となっては、この作品は物足りないのだが、しかし、映画へ関心を持つきっかけとして、想い出の作品である。 - ボーン・アイデンティティ(ボーンシリーズ三部作)
マットデイモンが組織と戦う話。面白い。格好いい。この手の、個人VS組織のアクションエンタメは沢山あるが、大抵、面白くても、記憶には残らないことが多い。しかし、この作品だけは、今でも記憶に残っている。撮り方が良いのか、演出が良いのか、何なのか分からないにしても、とにかく面白い奴。 - メカニック(リメイクじゃない奴)
殺し屋が、殺し屋志望の若い男を弟子にとって、色々ある話。渋い。名作。もっぱら男の映画。 - パピヨン(リメイクじゃない奴)
男が脱獄しようとする話。魂。熱い。名作。 - グラディエーター
面白い。よくできている。しかし、余りによくできていて、却って、物足りなさを感じた不思議な作品。エンターテイメントの王道を、人間的なリアリティを維持したまま、うまいこと、まとめあげたという感じ。だから、面白くないなどということは無いのだが、しかし、その分、独特さ、個性、ある種の不器用さ、抵抗が無いように感じる。余りにそつがない。 - ガタカ
合理化が進んだ近未来的な社会で、非合理な男が宇宙を目指す話。熱い話。未来を演出するための工夫が凝っていて、その趣向が面白い。 - スタンドバイミー
有名な奴。五人の子供が、死体を見つける旅に出る。 - パリ、テキサス
どういうストーリーなのかも、はっきりしない感じの映画なのだが、何かしら解釈するとすれば、自分自身に悩む男が放浪する話。芸術的な映画。映像とライクーダーの音楽が合わさって、詩を感じる。悲哀のある暖かさに満ちており、陰鬱なものが裏に流れているが、心地よい。この映画は、私の中では別格の感がある。 - 脳内ニューヨーク
チャーリーカウフマンに注目していた時に見た奴。どういう話か説明するのが難しい。一回見ただけだと、何だか分からなかった記憶がある。考え出すと、頭がおかしくなってきそうになる、メタな話だ。しかし、この映画は、結構、インパクトがあった。私の中では、他とはレベチの映画。チャーリーカウフマンはすごい。 - トゥルーマンショー
ジムキャリーが、自分の生活が、ドラマとして放送されてるんじゃないかと疑い出し、ほんとにそうだったという話。ギャグ映画だが、深く突っ込めば哲学映画である。これもメタの作品で、結局のところ、今の時代、本当に面白いと思えるのは、メタだけである。この映画は、文句なしに名作。